【最終97位】ADエレキシードディンルーの可能性【パルデアプロローグ】
忙しい人向け
皆様はじめまして。ママーンと申します。
普段はポケモンのダブルバトルをよくプレイしている名無しのプレイヤーです。
今回参加したパルデアプロローグにて最終97位(34勝11敗)を達成したので記念に構築記事を公開しようかと思います。
もしかしたら剣盾のように将来ランクマでGSルールが解禁されるかもしれないし…
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パルデアプロローグとは
パルデアプロローグとは、SVで初めて開催される公式大会で、全国図鑑001~400までのポケモンが使用できるダブルバトルの大会です。
特徴はコライドン・ミライドンどちらかをPTに組み込めること。これによりパラドックスポケモンがコライドン・ミライドンと合わせて大暴れすることが予想された。
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環境予想
使用できるポケモンのSラインをざっと見たところ135族()
が激アツゾーンだったので、ここを道具込みで抜いていれば楽に勝てそうだなと予想。
災厄4匹はシーズン3時点のツツミぐらい多そうなのでそこに対する対策も必要。
逆に寿司やイッカコノヨ、イエアルマは環境が悪すぎて圧倒的に数を減らすと思い、ほとんど対策を切っても問題ないと思った(実際45戦中1,2回ずつしか見なかった)
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現PTの採用理由
伝説はミライドンで確定。理由は当時バイオレットしか持ってなかったから。
(多分スカーレット持っててもミライドンにした)
次点で、相手のハバカミより早くクォークチャージで上からこごかぜを撃ってS下げられるテツノツツミを採用。実際はこごかぜを一度も撃たなかった…
雑にクォークチャージでAを上げて攻撃を耐えながら相手を殴り飛ばせるテツノカイナを採用。
この三匹では相手のコライドンが重すぎるので、タスキで耐えながらつつらおとしでコライドンを落とすパオジアンを採用。
ここまでの四体で相手のカイナやハバカミが重すぎるのでもう一度図鑑を見直したところ、ラウドボーンを発見。
カイナやコライドンにはこいつ一匹で詰ませられそうだったので仲間大会で使用してみたが、それ以外(テツノシリーズ全般)に余裕で負けたので解雇した。
新たに高耐久炎ポケとして、いかくとバクアを自力で行えるウインディを採用。
これが強すぎた。後述のディンルーと合わせてほとんどの試合で活躍。ウインディンルー最強である。
ラストはミライドンにパラボラチャージを持たせたかったこと、Cを下げないと相手のイーユイに殺されそうだったのでDにぶっぱしたディンルーを採用。数々の試合で好成績を上げた立役者。
以上の六匹でパルデアプロローグに挑んだ。
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構築紹介
ミライドン@こだわりスカーフ ひかえめ フェアリーテラスタル
124-0-212-164-4-4
191-x-147-193-136-156
HB-地面テラスセグレイブのじしん耐え
ひひいろのこどう込みコライドンのドラクロを余裕をもって耐え(67.0~79.6)
イナズマドライブ/パラボラチャージ/りゅうせいぐん/マジカルシャイン
自力で回復するハバタクカミ。さすがは伝説。
上で少し触れましたが、135族は熾烈でありどのポケモンも上位で見ない日はないものと思われていました。それに対する回答を探していたところ、シーズン2のシングル最終一位の方が耐久に厚くしてスカーフを持たせたハバタクカミを使用していたと聞き、同じくゴリゴリに耐久に振ったスカーフミライドンが強いと認識、使用した。
技構成はイナズマは確定、マジシャもコライドンや災厄に対しての打点として確定
パラボラチャージの枠は最初ボルトチェンジだったが、ボルチェンしたところで交代先が大していない、大体6割前後しか削られないので回復を撃ってもう一回耐えたい、横にはカイナかディンルーなので巻き込んでも大した被害じゃない等の理由でパラボラチャージに変更。結果的には大正解で、パラボラの回復で勝てた試合があるほど。
ディンルー@エレキシード しんちょう じめんテラスタル
4-252-0-0-252-0
231-162-145-x-145-65
HD-ハバタクカミのダブルダメマジシャ耐え
じたんだ/じごくつき/ヘビーボンバー/まもる
一番見て欲しいポケモン。
ディンルーの採用理由は対特殊。D種族値が80しかないので心もとなくもはやぶっぱでいいのでは?という浅はかな考えからぶっぱ。結果強い。
技構成はじわれを除いた安定技三つと、コライドン軸に対するまもる。
じわれを撃つほど苦しいポケモンが寿司しかいない上に、寿司自体は未来パラドックスで完全に対策出来ているので不要だと判断した。
まもるはかなり良かった。H種族値が155もある為、一匹じゃ倒すことができないと判断したのかディンルーが集中される場面が多く、まもるがあって非常に助かった。
Bには一切振ってないが、エレキシードと組み合わせることでBに252振った時よりも高い防御実数値が得られ、なんといじっぱり252球パオジアンのつららおとしを特性込みで64.1~75.3までに抑えることが出来る。
さらにウインディと組ませることでテツノカイナぐらいなら切り返せるようになり、イージーウィンが大量生産される。
ここまで耐えられればふいうちや裏のポケモンで縛られることがないのでディンルーをストレスなく動かすことが出来た。
テラスタルはコライドンに弱点を突かれず、ミライドンの電気技を無効化できる地面で採用。GSルールじゃなかったらあくでもいいと思う。
236-0-100-0-172-0
195-130-124-108-122-115
H-16n+1(なんで?)
HD-ハドロン・エレキフィールド込みミライドンのイナズマドライブ耐え
こだいかっせい込みハバタクカミのパワージェム耐え
HB-余り
フレアドライブ/バークアウト/おにび/まもる
結論から言えば、このポケモンが伝説ポケモンの名に恥じぬ活躍を見せてくれた。
ディンルーと一緒に初手選出をして、おにびorバクアで荒らしつつ隙を見てフレドラで一匹持っていくことで後続のミライドンを安全に着地させるバケモノ。
コライドン軸にはとりあえず選出し、コライドンにおにびをぶち込んで機能停止にさせる。ミライドン軸はPTにもよるがバクアを撃ってディンルーを突破不可能にさせることで圧力をかけられる。
DにぶっぱしないでもC135連中のわざを耐えてくれるのでB方面にも結構振ることができるのも偉すぎる。なんでこいつは一般ポケなんだ
ちなみに記事作成時点で気が付いたのだがHが195(16n+1)になってるのは完全にミス。本当は191(16n-1)の方が色々良い。
0-252-0-0-252-4
229-211-128-x-120-71
いつもの。
ミライドンが使える次点で皆様お察しではあったが、やはり常にAが1.3倍になるのはズル。
採用理由はミライドン・災厄に強く出れるためだったが、結果的にはパラドックスにも強く出れた。ウインディと並んだ時の圧もあり、カイナ・ウインディ・ディンルーで回してるだけで勝てた試合もある。
草テラスタルはねむりごな・やどりぎのたねに対する回答だが、対面しても即テラスはしなかった。
0-0-0-252-4-252
131-x-134-176-81-206
最初の構想では、表ツツミライドン・裏ウインディンルーで速攻をしかけるはずだったポケモン。実際は上述の通り選出されること自体が稀だった
理由は多くあるが、
- コライドンの晴れでドロポンの威力が下がるのが嫌
- 相手のツツミやハバカミのSを下げる必要がない(他のポケモンで対処可能)
- フリドラだけでは火力が微妙に足りなかった
等の問題で選出をしなかった。
持ち物はブーストエナジー。エレキフィールド/晴れが切れた状態でも相手の上を取りこちらのポケモンを通していく方法を取りたかったため。イダイナキバが少々苦しいPTなので上を取りたかった。(イダイナキバ自体は2回しか見なかった)
改良すべき部分があるならこのポケモンかな?
0-252-0-0-4-252
155-172-100-x-86-205
ふいうち/つららおとし/せいなるつるぎ/まもる
おそらく基本の型。Sは落とせないので最速確定。
パオジアンだけ明確な選出基準があり、コライドン軸で、パオジアンより早いポケモンがいなかったら選出してた。選出すれば一定の戦果は挙げてきぜつするので使いやすかった。
技構成はスカーフ持ちに対して無力だなと感じたので超高火力ふいうちを採用。
氷技はアイススピナーかつららおとしの二択だが自分はねむりごな対策のため意地でもエレキフィールドを維持するためにつららおとしを採用。
せいなるつるぎは寿司とミラー対策。ただパオジアンで災厄を見る必要はないのでここはくろいきりでも良いと思う。
テラスタルは正直あく以外の方がいい。使用感込みだが、素のふいうちだけで結構削れるので、先制技でふっとばすためだけに貴重なテラスタル権を切る必要が全くない
選出
・基本選出
表ウインディ・ディンルー
裏ミライドン・テツノカイナ
基本選出。対コライドンはディンルーが初手に守りつつコライドンにおにびを入れることが出来ればイージーウィン。たまにほのおテラスタルコライドンがいるが、見てからウインディをカイナに引き、次のターンねこだまし+じたんだでアホほど削れるので問題なし。
対ミライドン+お供(ハバカミorツツミ)はバークアウトでディンルーの耐久を底上げしながらディンルーがあとはお掃除してくれます。
・対ワタッコ
表ミライドン・ディンルー
裏ウインディ・テツノカイナ
不利。
いくらエレキフィールドがあれど、ちからをすいとる、やどりぎのたね、ギガドレインでちくちく刺されるとこちらの体力が持たずに殺される。イエッサンも相手PTに存在するとほぼ負けである。
大抵ワタッコは初手選出されるので、ディンルーをウインディに交代してミライドンで無理やり削る。ワタッコさえなんとか倒せばまだ太刀打ちできる相手なのでどうにかして倒す。GSでイエッサンが流行るとほぼ負けるマッチアップになるだろう。
・瞑想ミライドン
微不利。
壁ミライドンの選出段階での見分け方が分からない現状、対策が1ターン遅れるのが難点。エレキシードならウインディでCをプラマイ0にしつつディンルーで殴り勝つ…?
珠だったら死。ディンルー頑張れ。
苦手なポケモン
・ワタッコ
このPTはエレキフィールドとねこだましでねむりごな対策をしているため、勇気の初手ゴーストテラスを通された時は一筋の涙を流しながら降参ボタンを押すしかない。
・チオンジェン
一生やどりぎのタネを撃たれ、マジシャやフレアドライブで飛ばそうとしてもあまりダメージが入らず、どうしようもないポケモン。正直流行らないでくれと思う
・テツノワダチ
じめんテラスタルをされるとツツミかディンルーでしか倒せなくなるのでちょっと苦しい。上手いことおにびを入れたいところ
最後に
最後まで御覧いただきありがとうございました。
公式大会で初めて結果を残すことが出来たので嬉しい限りです。
耐久ガン振りミライドンや、ADシードディンルーの開発も出来て中々実のある大会でもありました。
また全国大会やほかの公式大会でも結果を残せるようにがんばります。
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